「柿渋」をご存知ですか？

柿渋とは、まだ青いうちに収穫した渋柿の未熟果を搾汁し発酵熟成させたもの古くから日本で活用されてきた塗料です。
柿渋は防虫効果、防腐効果、防水効果などを有する万能薬として様々なものに用いられてきました。

この柿渋で染め上げた大垣発「大柿鞄」をご紹介します。

製造するのは250年の歴史をもつ「岡田防水店」
使用する柿渋液は、隣町の池田山で夏に収穫した青い柿を絞り、発酵させ、なんと三年もの間熟成させた無添加百％の柿渋を使用しているのだそう。
手仕事で綿帆布などの生地を染め、ひとつひとつミシンで縫いあげます。

全て手作りのため色合い・仕様が異なるのも楽しみの一つです。

大柿鞄の柿渋染めは、柿渋を布に塗り天日干をします。
繰り返し染めることにより、濃い茶色に染まります。

黒色に染める場合は、さらに鉄サビ・木酢液を混ぜたものを塗ります。
色止めは石灰水へ入れて、最後に水洗いをします。

また、使い込むごとに色落ちしていく風合いを楽しむことができます。

ひも付きの鞄は軽いウォーキングには、ボトルとスマホと小銭を入れて。
近所へのお買い物には、財布とエコバッグを入れてご利用いただけます。

ポーチはとても風合いがあります。柿渋ならではの味わい深い鞄です。

店舗(芭蕉庵)と水都オンラインショップでは、「大柿鞄」の限定商品を販売しております。

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